水槽を維持するうえで面倒なのが、石や置物なんかの洗浄。ブラシでガシガシやると傷がついたり塗装が剥げたり。よし、まとめて一気に楽々洗浄だ!!
アクセサリーの掃除をする
水槽に入れた当初は綺麗だった、石や置物などのアクセサリー。数週間も経つとだんだん苔がついたりして汚れてくる。最初はブラシなどで一つ一つ掃除していたが、取り切れない苔がすぐに再繁殖してしまうのと、ブラシでこすると塗装が剥げたりしてイマイチ。なによりクソめんどくさい。
ああ~、めんどくせえ。息をするのもめんどくせぇ。アクセサリーの洗浄なんてめんどくせえ。
汚物は消毒だ~~!!
…の前に注意。塗装されているものは、色が剥げたり薄くなったりするかもしれんよ。あと、作業中に衣服に液がつくと脱色されてしまうので気を付けてくれ。また、作業場の換気もしっかりしてくれな。
準備するものは、ハイター(ブリーチ)。ハイターなんか使って大丈夫かと思われるだろうが、大丈夫なんだな、コレが。弱っちいミナミヌマエビも元気にしているから大丈夫なんだろう。
ハイターには、キッチンハイターと洗濯用ハイターがあるが、洗濯用の方が界面活性剤が入っていなくて安心っつー話だ。まあ、キッチンハイターでもいいと思う。安いし。記者もこの洗濯用大ボトル買うまではキッチンハイターでやってたが、別に何の問題もなかったしな。
流木など、木製のアクセサリーは残念ながらハイターしちゃいかん。液を吸い込んで塩素が残留しそうだし、そもそも、多分樹木本来の色が抜かれて全部白木になっちまう。なので、作れる最高温度のお湯で、くっついている邪魔者を殲滅せよ。
木は熱湯風呂にそのまま浸かっていて頂こう。木製以外の物はタライにまとめて、ハイターを注ぐ。分量は適当だが、確実に漂白でき、邪魔な生物や卵が死滅する濃さで。薄いのはまずいが、濃い分には問題ない。下の写真は既に入れ過ぎな気がしないでもない。
アクセサリーが完全に水没するように、水ないしお湯を注いでハイター液を作る。ハイターパワーをアシストするため、お湯をお勧めする。記者は、プラスティックやゴムが使用されている底面フィルターの立ち上げパイプも洗浄するので、お湯を40~45度くらいにしている。
後は、最低数十分以上放置する。水槽のガラス掃除や水替えでもやっているといいだろう。
時間がたつと漂白殺菌されてすっかり綺麗になっている。後は水かお湯でハイター液をよく洗い流し、念のため暫く漬けて、仕上げにもう一度すすぐ。
洗浄前は苔で薄汚れていた底面フィルターの立ち上げパイプも、すっきり綺麗になって新品の輝きを取り戻した。
ハイターの利点は、アクセサリーに勝手に住み着いているサカマキガイなんかの稚貝や卵も駆除できることだ。こいつらが下手に生きたまま下水に流れようものなら、恐るべき繁殖力でかなりまずいこ とになりかねない。くれぐれも気を付けてくれ。
下の写真は、洗浄後のタライの底でくたばっていた奴ら。写真の範囲内でもこんなにいる。小さいものは 1~2mm だ。
アクセサリーを水槽に戻して完了だ。
じゃ、快適なアクアリウムライフを!!
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