初心者のものぐさアクアリウムはじめ


俺は、何にも知らないアクアリウム初心者。空芯菜を育てていたのに、なぜか水槽を立ち上げていたんだ。これから魚を飼ってみようという人のために、とっかかりとして小型魚を迎えるのに必要な機材や掛かった費用、手順なんかを紹介していく。

水槽の立ち上げとは何ぞ
魚は何を入れる
必要なものと費用
水槽の組み立てから運転開始まで
水草はどう選び、どう使う
運転開始から水が出来上がるまで
保温と遮光
普段のお手入れは?
水槽の嫌われ者、スネール
水槽の立ち上げとは何ぞ

水槽買ってきて、水とブクブク装置入れて、適当に買ってきた袋詰めの魚を水温合わせてドボン。これでお魚のいる生活スタート…そんなもんだと思っていた。

しかし調べると、水槽という閉鎖空間に生物濾過という仕組みが構築されるのには最低一ヶ月は掛かり、この期間を水槽の立ち上げと呼ぶらしい。水槽が立ち上がるまでは、目には見えない猛毒の濃度がとても不安定な状態が続くのでマメに水質検査をして対処しないとあっさり中毒で全滅してしまうのだとか。なんと、そうだったのか!! 既に環境が出来上がっている上に常に新しい水が入ってくる池とは大違いなんだな。

魚は何を入れる

アカヒレという小型魚。メダカっぽいが鯉の仲間。右も左もわからない初心者にお勧め。なぜかというと…

  • 強靭で頑丈。つまり死ににくい。水槽立ち上げのパイロットフィッシュ(特攻隊)に使われることも多く、タフさでこいつの右に出るものはいない。実際、記者宅でも夏からの数ヶ月間、池に設けられた水溜りという水温変化が厳しい環境でも余裕で適応し、餌も与えていなかったのに病気もせずになんと繁殖まで遂げていた。メダカが全滅する厳しい環境でも悠々と暮らす。
  • 体が小さい。大人になっても 3cm くらい。餌が少なくて済み、結果糞尿も少なく水を汚しにくいので管理が楽。(餌をあげてばかりいると、不格好な 5cm くらいのしゃくれたシシャモになってしまう…というか、なった。)

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必要なものと費用

最初色々揃えたが、元来ものぐさな性格なので、運用するにつれ使わなくなるものも出てきた。そんなこれまでの使用感(青字で追記)なども併せて紹介する。

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まずは必須なものから…
  • 水槽

最近はフレームがなくガラスのみのオサレな高級水槽が流行りだが、ここは手堅くてお安い、昔ながらのフレーム有を選択した。

水槽のサイズだが、初心者は 60cm ないしそれ以上の水槽がよい。記者は「90cm スリム」という、奥行と深さは 60cm 水槽と同じで横幅だけが広いものにした。これなら石や砂を入れても 120Kg 程度だと思う。通常の 90cm 水槽は水だけで 180Kg なので補強無しだと床がヤバイ。逆に 30cm 水槽などの小さいものは重量は手軽だが水温水質管理がシビアで上級者向けだからやめとけ。又、気泡の破裂による水跳ねや、部屋の湿度の上昇を抑え、魚の飛び出し事故を防止する点から、上面のガラス蓋が附属する水槽がいい。 → やはりものぐさには水量多いのがいいわ。水温変動少ないし、水質も安定するし、頻繁に水替えしなくていいし。

  • 水槽の下敷き

ダイソーのカラーボード 450x300x10 を二枚使用。

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水槽を固い床や台へ直置きするのは避け、クッションとなるものを間に噛ませよう。特にフレームレス水槽では直置きは絶対にダメ。底ガラスと台の間に硬いゴミなどが挟まっていると、その一点に力が集中してガラスが砕けてしまい、水漏れ大惨事 → 下の方で解説するが、発泡素材のカラーボードは、下敷きだけでなく、側面に貼って断熱、背面に貼ってバックスクリーン兼断熱、切り貼りして被せれば昼間の遮光板兼断熱など、安くて大活躍なアイテムだ。

  • 底床

3mm くらいの粒の大磯砂(細目)が初心者にはお勧め。底に 3~5cm の厚さで敷き詰められる量を入手しよう。記者は 18Kg (8L バケツ八分目×2) くらい使った。

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底床の種類は大磯砂以外にソイル(赤玉土のようなもの)とか珊瑚砂とかいろいろあるが、まあ初心者はやめとけ。尚、大磯砂は袋詰めの製品を買おうがそこらの河川や浜で採取してこようが、洗浄作業は必須なので注意。そしてこの洗浄作業が重労働で苦行だが、こればっかりは頑張れ → 大磯砂はソイルみたいな寿命がなく永久に使えるし、苔だらけになっても適当にザクザクして天地返しするだけで綺麗な面がでてくる。ものぐさの底床には大磯以外ありえない。でも、水草を育てたいなら大磯砂では難しいよ。

  • フィルター

コトブキボトムインフィルター 60cm 水槽用を2セット使用すると、90cm スリム水槽にいい感じにフィットする。下の写真の灰色のパネルとそこから立ち上がっている左右二本の透明なパイプがそれだ。

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フィルターは水を濾過して循環させるもの。記者は底面濾過と呼ばれる、濾過能力が高く且つ非常に安価な方式を採用。底面濾過方式は底床そのものにバクテリアが住み着いて、そこを水が通ることで生物フィルターとして機能するため、底床の種類によっては使えない。大磯砂以外を選んだ場合は自分でよく調べるように → 水がいつもピカピカ。フィルター本体は水槽の底だから場所も食わないし、水槽外部との繋ぎはエアーチューブだけ。長期間フィルタ本体のメンテ要らない。ものぐさにはいいわーこれ。

  • エアポンプ

いわゆるブクブク発生装置…なのだが、底面フィルターを稼動させるために使う。記者的には、よくあるブクブクはどうでもいいので入れない。

C-8000 は複数の水槽を一台で賄える能力があり、記者の水槽には相当なオーバースペックだし、価格も能力なりにするのだが、動作音が静かなのでお勧め。消費電力は、常用する弱で実測 6W → 静かさは正義。有り余る力も正義。余剰能力を化学式 CO2 発生装置に回したりすることもできる。

  • 照明

軽くて扱いやすい LED 照明を選択。コトブキ フラット LED ツイン 900 というやつにした。全物品中、照明が一番高い。消費電力は全点灯で実測 50W。

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照明高いなあ。それじゃあ要らないよと思う向きもあるだろうが、照明がないと暗い部屋では水草が枯れる。魚もよく見えない。かといって日光に当てると、光が強すぎて水槽のガラスがあっという間に汚らしい苔で覆われてしまう。又、部屋では朝日と共に起き、夕日と共に寝るという自然のリズムで暮らすのはまず無理なので、人工的に昼夜のメリハリを作り出してあげる為にも設置しよう。

尚、蛍光灯照明なら LED よりかなり安いけど、機器の重さと夏場の発熱の点から、初心者にはお勧めしない → いつでも位置を前後にスライドできる LED 灯の軽さは正義。水槽掃除の時に外すのが面倒で横着した結果、何回も水槽の向こう側に落としたが無事。やっぱりものぐさ野郎には軽さは正義。

  • サーモスタット

ヒーターを駆動し、温度を監視調整する装置。ヒーターは消耗品なので一体型は買わずに、サーモスタットユニットとヒーターユニットが分かれているものを買おう。

又、水槽の大きさによって最大出力を考えて買おう。記者は 90cm スリム水槽なので最大出力 300W のものを購入した。製品によって最低設定温度が異なるので注意。記者は電気代と購入費の両方を考え、上記の 15℃~のものにした。(20℃~の製品が多い。 10℃~の製品はかなり高額) → 冬の間はやはりあると安心だな。15度一定にしておくもよし。24度一定にしておいて繁殖させまくるもよし。

  • ヒーター

サーモスタットで制御されるヒーターユニット。記者は 150W と 160W の二本を選択した。

温暖な地方なら、アカヒレ飼育に限っては水温調整は不要かも。記者宅は真冬は室温5℃以下になるときがある ので入れた。強靭なアカヒレでも水温 10℃ を切ると弱い奴が死ぬことがあるらしい。記者は水槽の幅とヒーター故障時の冗長性を考えて、敢えて 300W 一本でなく 160W と 150W の二本のヒーターをサーモスタットに繋いでいる。ヒーターを複数繋ぐときは消費電力の合計がサーモスタットの最大出力を超えないようにしよう。(…とか言って 150+160=310 で 10W 超えてるけどなー) → 貝類のような鈍い奴らを飼っていなければ、添付のヒーターカバーは取り外して、ヒーター剥き出しで運用するのが吉だな。

  • 水温計

デジタル水温計。もちろん水温を見る。一日のうちで水温の上下が激しいのはよくない。

  • 水質試験紙

25枚入りだが縦半分にぶった切って50枚に増やすとお得な、手軽に一枚で色々な項目を調べられる試験紙。

ただし、pH は誤差が大きくクソの役にも立たないと有名。塩素も日本では夏の水道水直でも反応限界以下の濃度なのでクソの(略 → 水槽が安定すると月に一度くらいしか見ないけど、やはりあると安心かな。

  • pH 試験液

本来 アルカリイオン浄水器用の BTB 溶液。試験紙の pH 測定が当てにならないので使う。

元の用途が用途なだけに、添付の色判別シートがアルカリ側に偏っており、数字の刻みも粗いが、困ることはない。何より、とにかく安い。

  • バケツ

3つ4つあると作業が捗る。水槽の水換え、水草の農薬抜き、砂洗いなどに使用。

  • メラミンスポンジ

よく「激落ちなんとか」などの名前で売られているスポンジだ。機材の洗浄には決して洗剤を使ってはならないので、これのみで洗う。勿論、クエン酸とか余分なものが配合されていない素のメラミンスポンジでな。 → ガラス掃除にはメラスポ一択だが、ダイソーの劇落ちキングはちと柔らかすぎ。崩れたスポンジの小さい破片を魚が食べちゃうので、硬めの崩れにくいやつを探そう。

一応いろんなもんを適当に食わしている。

まずはとりあえず食わしとく基本食。魚曰く、「ダイソーの 100 円エサよりうめえ。」 しかし、人間曰く、「一つまみで指が激しく臭え。手洗い必須。」

キョーリンの乾燥ミジンコと乾燥赤虫は、キャップがスライド窓になっていて、手軽に手を汚さず与えられる。手を洗いに行くのが面倒な時に重宝。

ブラインシュリンプというプランクトンの卵は、他の生き餌に比べれば相当楽とは言え、孵化に海水が要るし、数時間は光当てなきゃならんし、孵化まで24時間かかるしとちと面倒なのだが、流石生き餌、食いつきが違う。

弱って乾燥餌を食わなくなってしまった奴でも、これなら食べて元気を回復することがある。

孵化のさせ方と与え方は、別記事の、ものぐさブラインシュリンプの湧かせ方 で紹介している。参考にしてくれ。

…とまあ、いろいろ紹介したが、やるのが面倒なら、この臭い餌 130g 一本だけで問題あるめえ。

次に、あったらいいもの…
  • コンセントタイマー

照明の自動入切(人工的に昼夜を作る)とポンプの自動入切(給餌の際に水流があると邪魔)にアナログ式タイマーを二台使用。デジタル式のほうが正確だが高い。又、記者の使用している LED 照明はデジタルタイマーを使うなとの注意書き有 → 楽だが、なきゃないでなんとかなるな。LED 照明が消えたら、記者も寝る時間だ。

アナログ式ゆえのタイマーのズレは記者は気にならない。八ヶ月で数分遅れた感じ。ものぐさなので、十五分くらいずれたら修正するよ。

  • 逆流防止弁

エアポンプが止まった際にポンプが水面より低い位置にあると、水槽の水がポンプ側に逆流して床がえらいことになる。これはそれを防ぐための部品で、ポンプから伸びるエアチューブの途中にかます。取り付け方向があるので注意。水面から 10cm 上に設置すると完璧だ。ついでに言うと、本来ポンプ自体を水面より高い位置に配置するべきなんだがな。

10個で ¥350 とかの激安製品もあるが…逆流防止弁は安全部品だし、いくつも要るものでもないので、少し高くてもメーカー品をお勧めするぜ。安いのは、弁のゴムが硬くなっていざという時に役に立たないものがあるらしい。

  • エアチューブ

エアを分岐して増やしたり取り回したり。最初に十メートル買っておくと後からいろいろやりたくなっても困らないだろう。水の中にあるチューブは経年劣化で徐々に硬くなるので、いずれ交換が必要だ。

  • 分岐コック

エアを分岐する際に使用。コックがついており流量調整が可能。記者は三分岐で底面フィルター二台に送り、余剰出力を更に二分岐して 化学式 CO2 発生装置と生体追加時の水合わせ時にブクブクを使えるようにしている。

  • キスゴム

エアチューブを固定するのに使う。何かと便利 → でも、そのうちすぐ取れるようになっちゃうんだよねえ…。

  • プロホース

水換えの際に床砂に溜まった糞などの掃除ができる。灯油ポンプの機能拡張版のようなもので、水流はゆっくりと、吸える口径は広く、パーツは分解して清掃ができるようになっている。水槽の深さに合った長さのものを買おう。60cm 水槽と 90cm スリム水槽には M サイズがいい → 大磯砂の掃除に超便利。パイプを砂にザックザクぶっ刺して汚れを根こそぎバケツに排出する快感。これなしの生活なんて考えられない。

  • 巨大ピンセット

よく金魚草と呼ばれるマツモやカボンバなどの有茎系の水草を床砂に植え込むのに使う。水槽の深さに合ったものを買わないと、いちいち手がずぶぬれになって鬱陶しい → 水草植えるのやめたので本来の用途では使用頻度激減。幅広のピンセットは、駆除の手を逃れて大磯砂の隙間に逃げ込もうとする憎きサカマキガイの野郎を挟み潰すのにはかなり活躍する。

このピンセットには先端に装着するとハサミになるアタッチメントがついてるので、水草のトリミングもできないことはないが…まあ、おまけと思ってくれ。頻繁にトリミングするなら、専用のはさみを買った方がいいよ。400mm だと 60cm / 90cm スリム水槽には微妙に短いしね。

以前は、先が幅広でサカマキガイの野郎を掴み潰しやすいピンセットがアマゾンで 800円台で売られていたのだが、いつの間にかなくなってしまった。なお 60cm 水槽と 90cm スリム水槽には、48cm 以上のピンセットをお勧めするぜ。

  • 網戸の切れ端

底面フィルターに床砂が入り込むのを防止するために使用。床砂の粒がフィルターのスリットより明らかに大きければ不要。逆に、砂など粒が 1mm 程度しかないような床砂では網戸でなくストッキングを使うほうがよいだろう。網戸を使う場合は、防虫剤が塗られていない普通の網にしたほうがいいと思う。

  • ねじりん棒

ダイソーの園芸コーナーにもある。新品の電化製品の電源コードを束ねるのに使われているアレ。網戸の切れ端を底面フィルターに固定するのに使用した。

  • 網 (タモ)

やってみてわかったが、これだけだとなかなか捕まえられない。中サイズの網も買っとけ。この網で魚を追いかけて中サイズ網に誘導すると楽 → 水中のゴミを掬ったり、外の水たまりでおやつのボウフラを捕まえたりと、ベビーネットは結構活躍の場がある。

  • 水合わせキット

エアチューブ、エアストーン、一方向コックを組み合わせたもの。点滴法による水合わせや、水温変化に気を使った水のゆっくり入れ替え等に重宝する。

  • エアストーン

ブクブクのアレ。ミナミヌマエビのような弱っちい生体を追加する時は水合わせに長時間掛ける為、一つは持っておくといい。ストーンが何個も入っているのにセットで 100 円などの激安品を買うと、すぐポロポロと粒が崩れてきて水槽を汚したり、泡がやたらと大きかったり、ストーンの色が派手で、どうみても小便器に投入する黄色のアレにしか見えなかったりと…記者の体験談だが。ということで、最低一つはスドーなどの名の知れたちゃんとした製品を買っておこう。

買うでもよし、その辺で拾ってくるでもよし。よく洗ってから使おう。

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  • 水草

金魚草と呼ばれる三種、アナカリス、マツモ、カボンバを植えた。

アナカリスは非常に強靭だが、のらくらと適当な方向に伸びまくる奴なので、トリミングが大変かも。水質浄化能力は非常に高い。

マツモも勝手にガンガン伸び、水質浄化能力も高いが、アナカリスより気難しく、塩素に弱い。水が気に入らないと、豪快に禿散らかして水槽を汚しながら枯れる。ちなみに根無し草なので、アナカリスと違って床砂に植えても根が出て定着することはない。錘で固定するか、そのまま浮かせておくしかない。

カボンバは安くて、特に水面からの見た目がすごくいい。明るいのが大好きなので、光量が少なすぎると駄目になるかも。こいつは節から根が生えてくる。

記者のカボンバ、数カ月で全滅。マツモは半年で禿散らかして全滅。今は手の掛からないアナカリスのみ。

  • 水中置物

ダイソーにもあるが、最初未塗装部分からヌメヌメした白いアク(?)が出ることがあるので、数日バケツに漬けて出たアクを取り除いてから水槽に入れること。洗う際についでにバリや尖った箇所を鉄ヤスリで削っておこう → ダイソー置物、塗装が剥げた。金属ブラシでこすって掃除するのはやめよう…。

  • プラ金魚鉢

ダイソーのアクア用品コーナーにあった。水合わせに使用。水槽にドボンして水温を合わせたり、点滴法で水質を合わせたり。→ ドリルで穴をあけまくって、体調が悪い奴や抱卵したエビの隔離水槽にもできる。

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  • 水温計

ダイソーのアクア用品コーナーにあった。上の写真のように、プラ金魚蜂の内側につけて、水合わせの水温確認に使用。

  • 注射器型スポイト

ダイソーの化粧品コーナーにあった。水合わせキットのチューブに取り付けて呼び水を引くのに使用。

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口で吸って呼び水を引くと、チューブの残り水が口に入ってブーッ!!事故が発生する。水槽の pH を測るサンプル水を採ったりするのにも使える → 産まれた針子を吸い取って隔離したり、おやつボウフラを与えるときに使ったり。何かと便利な代物。

  • 電源分配タップ

コンセントの数を増やす四角いアレ。一台のサーモスタットに対してヒーターを二本以上つける場合は必ず要る。まあ、ダイソーにもあるが、心配ならホムセンや電気店などで。

  • 計量カップ

ダイソーで 250ml の計量カップを買った。なにかと重宝である。

  • 漏斗

ペットボトルにブラインシュリンプを孵化させるための塩水を作ったり、化学式 CO2 発生装置の溶液を作ったり。

最後に、使わなくなったもの。要らなかったもの
  • 苔取りブラシ

棒の先のアタッチメントの変更で、ガラス面の苔を掻き取るスクレイパー、同じくこすり取るスポンジ、床砂を整えるシャベルになる。コケや白いミネラル汚れはスポンジで手を水槽に入れることなく取れた。まあ、水槽が苔地獄になるまではなくてもいい → 水草をいろいろ植えなければ必要ない。底砂は手で、ガラスの苔はメラミンスポンジのほうが手っ取り早い。

  • ブラシセット

ダイソーで買った、ステンレス、真鍮、ナイロンのよくある組み合わせのブラシ三点セット。小さい石や水中置物を洗うのに使う → こんなんじゃ洗いきれない。苔の除去はハイタードボン漬け置き方式に変更。

  • 化粧パフ (スポンジ)

ダイソーの化粧品コーナーで買った。

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有茎種の水草は、ホムセンなどではスポンジを鉛板で根元に巻かれて売られているが、スポンジは農薬が抜けないし、束ねられた茎が中で腐っていることがあ るので、これに換えて鉛板だけを再利用しとけ。本来は束ねたりせずに一本一本植えたほうがよいが。束ねる用の製品もあるが、正直高くてわざわざ買う気がしない → 水槽掃除のたびに底砂から抜けたりして鬱陶しいので、水草は植えることをやめて水中に漂わすことにした。

水槽の組み立てから運転開始まで

機材が届いたぞ。やあ、結構あるね。水槽と照明がでかいだけで後はこまごましたものなのだが。

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まずは機材を洗え

洗剤は一切使用するな。とりあえず水槽をメラミンスポンジだけで洗え。但しガラス接合部のシリコンコーキングを傷つけないようにする。バケツも洗え。とにかく濡らしてもいい機材は使う前に洗え。有害なものがついているかもわからん。

アクセサリーのアクを抜け

水槽内に入れる予定の置物はアクが出るかもしれないのでいきなり水槽に入れるな。とりあえずバケツに水を張って数日漬け込んでおき、その後指で綺麗にしよう。

尚、水槽に流木を入れたい人もいるだろうが、流木のアク抜きはちょっと手が掛かる。 しかもそれでも完全に抜けず水槽の水が茶色くなったり、木の周りに白い膜が張ったりすることがある。まあ、出てしまっても魚に悪い影響は無いがな。流木のアク抜きについては、別記事の 流木のアク抜き~水槽に入れる前に!! を参考にしてくれ。

底床材と石を洗え

袋入りの製品を買うにせよ、そこらで拾ってくるにせよ大磯砂の洗い作業は避けられない。石を洗うのは楽だが砂利はだるいぞ。適量をタライにとり、何度も何度も米を研ぐ要領で…などというヌルい作業ではなく、米を力いっぱい掌でぎゅっと押しつぶして米同士をこすり合わせて粉々に粉砕する勢いで洗う。水が汚れたら捨ててまた洗う。何度か繰り返したら別のバケツにあけて、次の砂をタライに入れて洗う。それが一通り終わったらごくろうさん…ではなく、始めから同じことをもう一度、いや最低もう二度は繰り返す。洗う量によるがこれだけで軽く4~6時間かかる。腕は疲れるし掌は下手すると炎症起こす。非常に苦痛だが頑張ろう。ちなみに、洗っても洗っても水が汚れないようになる時は多分永久に来ないので諦めも肝心だ。

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大磯砂には貝殻の欠片が混入しており、これが水質が酸性に傾こうとすると溶け出してアルカリ性に留めようとする緩衝力が働くので、酸処理で溶かす…人もいるが、激しく臭い&メンドクサイので砂洗い中に目に見えたら取り除くくらいでいいだろう。

底面フィルターを組み立てろ

底面フィルターとは底床材の下に水が流れる空間を設け、そこから水を汲み上げて底砂に染み込む水流を発生させることで、底床材(今回は大磯砂)全体を濾過フィルターにしてしまう方式だ。大磯砂に住み着いたバクテリアが水をピカピカにしてくれる。この方式を採用した理由は大きく5つ。

  1. 濾過性能が高いのに構造が単純で極めて安価
  2. 水槽内で水路が完結するため、水漏れ事故の心配がない
  3. 水槽内で水路が完結するため、水温の上下に影響しにくい
  4. エアレーション (ブクブク) 機能も兼任できる
  5. 外部に余計な装置がないので見た目すっきりで場所も取らない

悪徳 FX 業者に金を毟られた記者としては 1. は勿論、地味にヒーター代にも効いてくる 3. は嬉しいぜ。

勿論デメリットもある。一度設置したら底面パネルは底床材の下に埋まるのでパネル内部を掃除することはできない。又、大磯砂以外の底床材ではメンテが大変だったり、そもそも底面フィルターを使えないので注意だ。

さて、組み立ては簡単だ。底面パネルを連結して希望の幅にした後、パネルに空いている穴に水を吸い上げるパイプを嵌め込むだけ。

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パイプの下部にはエアチューブを接続する部分がある。ここから空気を送り込むことでパイプ内を昇ろうとする泡と共に水も押し上げられて、上部の出水口まで送られるって寸法だ。この時エアレーションも兼ねるので、別途水槽内にブクブクを設置する必要はない。又、出水口の高さはパイプ部品の組み合わせにより変更でき、通常は水面ちょい上(下向きの水流が生まれる)・ほぼ水面(一般的)・水面ちょい下(泡の弾ける音が煩い)のいずれかで稼働されるが、記者はほぼ水面と同じにした上でエアをかなり絞ることで、穏やかな波紋と水流が発生するようにしている。この辺は好みで良いが、濾過に目が行く余りに魚が疲れてしまうような強い流れを作るのはやめよう。

さて、記者はパネルの連結部を開口してパネル間の水の流れを良くする改造をしてみた。とは言え、パイプに吸い上げる水の量に対して吸水面積のほうが圧倒的に広く、この改造にどこまで意味があるのかはわからない。まあ、気分の問題だな。

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パネルを水槽に敷く前に網戸の切れ端を被せてねじりん棒で固定した。これはパネルの吸水スリットから細かい砂利がパネル内部に落ちてしまうのを防ぐためだ。絶対に落ちない大粒の砂利を使うのなら不要だ。逆に、砂のような細かい粒の底床材を使うのなら、もっと目の細かいストッキング等を使うほうが良いだろう。

尚、汚泥などが詰まってしまうことがあるらしいので、パイプ取り付け口のスリットも切り取ってしまった。

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パネルを敷いたら、底床材を載せていく。この際、水槽奥を厚く敷き、手前に向かってなだらかに傾斜させるると奥行き感が出て見栄えが良い。底床材の厚さは、薄い手前側でも 3cm は確保しよう。濾過性能やメンテのしやすさの面で良い。

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底床に何か仕込む場合はこの時点で忘れずに。記者はボトムインフィルター 600 を 2セット使い水槽の左右に設置しているが、左側パネル群と右側パネル群の突合部の下にちょっとした空間ができたので、そこにエアチューブを仕込み、小便器に入れる派手な黄色のアレにしか見えないエアストーンを取り付けて埋めた。

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水草はどう選び、どう使う

水槽立ち上げ最初の水草は安く、それでいて水質浄化能力が高く、ぐんぐん育ち、枯れにくいもののみ選択するのが良いだろう。代表的なものはマツモとアナカリスだ。記者は最初マツモとカボンバを入れ、途中からアナカリスを追加した。見栄えのする葉の大きいものを入れたくなるかもしれないが、水ができるまではぐっと我慢の子だ。

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買ってきた水草は根元に巻き付けてある錘とスポンジを外して、念のためカルキ抜きした水を張ったバケツに一週間程度漬けてから使おう。水草の残留農 薬が生体に影響する可能性があるからだ。スポンジは捨て、錘の鉛は洗って再利用しよう。専用の錘も買うと結構高い。しかし鉛という物質に抵抗感があるなら買うのもやむなし。

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記者のその後の経過だが、結局のところ、水槽掃除のたびに底砂から抜けたりして鬱陶しいので、水草を底に植えるのをやめ、水中に漂わせておくことにした。

その後、水草に苔が付着しまくって汚れたので豪快に水道水で洗ったら、マツモが禿げ散らかして枯れた。マツモは水質変化に弱い。しかも、禿げ散らかした残骸で水質が悪化したのか、エビが死にまくるというおまけつきで、22匹いたエビが5匹まで減ってしまった orz

現在はめんどくさくなく強靭なアナカリスのみ。水面を漂ったり、勝手に沈んで根を張ったりしている。水槽掃除のたびに根ごと引っこ抜いてしまうし、葉は藻に覆いつくされているが、ぼちぼち元気にしている。

運転開始から水が出来上がるまで

いよいよ、少しだけ魚を入れて、水が出来上がるのを待つばかりだ。記者は池で勝手に繁殖してしまった奴らを冬が来る前に水槽へ移す必要があったので、全然「少しだけ」ではないのだが…。

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魚を水槽に入れる前に、必ず「水合わせ」をしてくれ。水質や水温の異なる水に突然移動すると、最悪死んでしまう。まあ、アカヒレは頑丈なんで大丈夫な気がせんでもないが、念には念を入れて。

数時間かけて少しづつ水を混ぜて、水質を合わせてやる。その後、魚の入った金魚鉢を水槽に半分沈めれば、一時間から二時間くらいで水温も合う。面倒なら…魚を入れた袋や金魚鉢を水槽に浮かべて温度を合わせつつ、水槽の水を三回くらいに分けて適当に混ぜる。

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さて、「水が出来上がる」というのは、生体濾過系統が完成し、魚が住める環境になるということ。人間にとって綺麗な水は、魚にとってはいつ死んでもおかしくない過酷な環境なのだ。最初に入れる少数の魚はパイロットフィッシュと呼ばれる、玉砕覚悟の特攻隊、開拓者だ。アカヒレのような強靭なマッチョ野郎でなくては、到底任務完了まで生き残ることなどできない。

まず、腐敗した餌や魚の排泄物からのアンモニアは猛毒なので、これは速やかに分解されなくてはならないのだが…。

アンモニア(猛毒)亜硝酸 (強毒)硝酸塩(弱毒)

分解サイクルはこうだ。それぞれの工程で、関わるバクテリアとそいつらの繁殖速度が違う。水槽のアンモニア濃度と亜硝酸濃度は常にゼロでなくてはならないのだが、バクテリアが勝手に空気中からやってきて水槽に住み着き、繁殖して生体濾過システムが完成するまで、大体 1~3カ月かかる。

まず、アンモニアを亜硝酸に分解する奴らが先に繁殖する。その結果、水を換えても換えても亜硝酸値が危険レベルに張り付く、亜硝酸地獄と呼ばれる時期がある。その後、遅れて亜硝酸を硝酸塩に分解する奴らがゆっくり増えてくる。すると、ある日を境に亜硝酸値が一気にストーンと落ちて、やがてゼロになる。そこが水の完成だ。

分解工程で最後に残る硝酸塩は、一般的な水槽環境ではそれ以上分解できない。硝酸塩は弱毒ではあるものの、アンモニアや亜硝酸なんかの即死級の毒に比べればハナクソレベルなので、底砂掃除ついでの水替えで排出してやるだけでよい。

そんなわけで、水が出来上がるまでは、魚は常に死と隣り合わせ。水質検査薬でちょくちょく調べて、水替えを頻繁にしてあげなければならない。

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…というのがセオリーなのだけど、記者の水槽は結局亜硝酸も硝酸塩も全然出なかったんだよ。多分、生体の量に比べて水槽が大きかったんじゃないかなと思う。90cm スリム水槽にアカヒレが26匹いたんだけど、成体は四匹だけだった。そいつらが全員成長した今でも、水替えを一ヶ月以上サボってやっとほんの少しだけ硝酸塩が検出される程度。

大きめの水槽にしておくと、水温変化も水質変化も緩やかだし、掃除もガシガシしやすいし、気が向かなかったら水替えサボれるしでいろいろと管理が楽なので、おすすめだ。

なお、水が完成するまでは、水槽内の他の生物も移り変わっていく。日々変わる水質の中で、勢力争いが起きているのだろう。記者の環境では、最初のうちはエアチューブに白いムートンのようなふわふわがびっしりついたり、石という石に緑の藻が生えたり、黄緑のとろろ昆布のような藻が至る所で長くたなびいてみたりしていた。一般的にとろろ昆布がいなくなった時が、水の完成時期と一致するようだ。

保温と遮光

水槽はガラスなので、熱を伝えやすい。記者は水温の変動を抑える為と、ヒーターの電気代節約のため、見た目を損ねない程度に水槽を保温した。使うものは、水槽の下敷きとしても活躍しているダイソーの発泡カラーボードだ。

ダイソーの発泡ボードには 10mm 厚と 5mm 厚がある。10mm 厚の方が厚い分、サイズが小さい。又、サイズが 10mm 厚と同じで、発泡素材の両面につや有の紙が貼られている 5mm 厚のものがある。

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記者はつや紙 5mm 厚二枚をまずバックスクリーンとして使用。左側面にも断熱材として使用した。普段見えない右側側面と、バックスクリーン裏には 10mm 厚を貼りつけた。下の写真は左半分が施工済、右半分は未施工の状態だ。

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保温はこれで良しとして、次は遮光だ。

記者の水槽は毎日夕方 6:00 に LED が点灯し、深夜 0:00 に消灯するようにしてある。それ以外の時間は魚のおやすみタイムだ。六時間ではちょっと魚にとっての昼間が短いような気がしないでもないが、記者の生活の都合に付き合わせている。

しかし、おやすみタイムでも夜間は部屋の照明がついているし、南向きの部屋なので、昼間はカーテンを通しても太陽光で明るい。これでは魚は眠らないので、遮光して人工的に夜にしてあげる方がよい。

遮光は最初段ボールで適当にしていたが、ちゃんと遮光できないし、あまりにも使い勝手と見た目が悪いので、専用に作成した。と言っても大したものではなく、例によってダイソーのカラーボード 5mm 厚をカットしてグラステープで繋げただけだ。

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前面と上面、側面の接合部はグラステープで貼ってあるだけだ。テープで蝶番のようになっており、未使用時は折りたたまれてコンパクトになる。上の写真では切れ目がよく見えないが、中央を境に左右で二分割になっている。側面に耳がついているのは、水槽コーナーのシリコーン部分から光が中に入らないようにするためのこだわりだ。耳がなければ未使用時は完全に折りたためるのだが、致し方ない。

これで昼間でも水槽内部は漆黒の闇だ。ついでに保温も兼ねて一石二鳥。

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普段のお手入れは?
アクセサリーの掃除をする

水槽に入れた当初は綺麗な、石や置物などのアクセサリー。数週間も経つとだんだん苔がついたりして汚れてくる。最初はブラシなどで一つ一つ掃除していたが、取り切れない苔がすぐに再繁殖してしまうのと、ブラシでこすると塗装が剥げたり、なによりクソめんどくさくてかなわん。

今は、タライにまとめて放り込んで薬品処理している。非常に楽だ。別記事の、汚物は消毒だ~!! 水槽アクセサリー救世主伝説。 で紹介しているので、参考にしてくれ。

水槽のガラス面を掃除する

ガラス面は時間の経過につれてどうしても苔などで汚れてくる。これを除去する手段としては、スポンジでこすったり、スクレイパーと呼ばれる金属ヘラでこそぎ落としたりするのだが、記者はメラミンスポンジのみを使っている。汚れがよく落ち、それでいて絡め取っておく能力が高く、取った汚れが水中に戻って舞い散りにくい。メラスポ最強!!…なのだが、メラミンスポンジは使っているとポロポロと細かく崩れ始めてしまうのが困りもん。崩れたカスを魚がエサと誤認して食べてしまう。なのでメラスポは、極力硬めの奴を見つけてくれ。記者は今はカインズホームのメラスポを使っている。最初使っていたダイソーの劇落ちキングより硬いが、もっと硬く崩れにくいメラスポを知っていたら、教えてくれ。

清掃の頻度と水の入れ替え

お好みで。一般的には換水は一週間に一度行い、水量の三分の一を交換すると言われているようだが、生体が元気にしていればいいんじゃないの。

記者は、今は三~四週間に一回の頻度で、三分の二量の水を入れ替えている。ここ数カ月、記者の水槽では緑の苔の勢力が優勢になっていて、三週間も放っておくとガラスからチューブ、底砂に至るまで、水槽内のあらゆるものが緑色に曇って汚らしくなる。

回っている水自体は無色透明のピカピカ輝く水だし、魚たちも元気に暮らしているのだが、鑑賞モノとしてはダメダメになってしまうので、石類をハイター漬け込みする一方で、メラスポを使ってガラス、チューブ、配線類を綺麗にしている。

水槽の嫌われ者、スネール

スネールというのは、お呼びでない貝類の総称だ。主に水草を経由して水槽に入り込み、大繁殖する厄介者だ。

気を付けていたさ。気を付けていたんだよ。水草を入れる前も、念入りに貝や卵がついていないか確認したんだよ。でも…水槽立ち上げから数カ月経ったある日、3mm くらいのサカマキガイが水槽にいるのを見つけてしまったのさ。

直ちに取り除きはしたが、ゴキブリと同じで、一匹出会ったときにはもう…。今では、毎日5~20匹は潰しているさ。それが日課だ。

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サカマキガイ自体の見た目はなかなかカワイイし、まあ魚とぼちぼち同居する分には仕方ないか…と思っていたんだよ。最初は。

今は…あまりにも増殖しやがるので、最早殺意しかない。毎日毎日恨みを込めて潰しまくるが、殲滅するのは到底不可能だ。魚やエビが犠牲になるのを覚悟で薬剤を使うか、水槽リセット(一旦、砂も機材も全て取り出し、乾燥させて水槽の立ち上げを一からやり直す) を断行するしかない。

こいつらは、水槽のみならず池でも繁殖してしまい、去年の秋に一旦水を抜いて干上がらせたのだが、春に水を入れたらどこかに潜んでいたのか、再び繁殖パラダイスになってしまった。

記者は普段部屋に侵入した虫も殺生しないようなタイプなのだが、こいつは蚊の次に鬱陶しい、無条件に殲滅すべき敵にリストアップされている。

ぶち殺してもぶち殺してもぶち殺してもぶち殺しても、こんなゼリー状の卵がみっちり石などに産み付けられていると泣きそうになる。ゼリーの中の粒々の一つ一つは全て卵だ。それだけでも多いのに、このゼリーが至る所に産み付けられるのだ。

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真に厄介な奴らだ。くれぐれも気を付けてほしい。

では、快適なものぐさアクアリウムライフを。


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