空芯菜を水耕栽培…というか池に放置してみる


放置で野菜を水耕栽培できるのか

空芯菜(クウシンサイ)という野菜は生命力が強く適当な世話で育つが、沼のような湿った環境が大好きで、畑で育てるより水耕栽培のほうが柔らかくおいしくできるとのこと。畑栽培では水を与えて切らさないようにする必要があり、水耕栽培では液肥を与え続ける必要がある。怠け者の俺にはちょっと面倒だ。

ピコーン! そうだ、池に浮かべちまえば水も枯れないし、池に投入される鯉の餌や鯉の糞で肥料もやらなくていいんじゃねえの?

この企画はとんでもないオチで終わったが、別記事の 水耕栽培、再びトライの家庭菜園 で現在再挑戦中だ。お前も一緒にやろうぜ!!
植え付け時期はいつでもいいって本当?
栽培籠の制作 (費用 500 円)
空芯菜の種の入手と前処理
植える
水栽培、いきなり失敗
畑栽培に転向
水栽培をあきらめる…今年はな!
空芯菜の害虫
空芯菜の収穫方法
水耕栽培失敗、汚名返上の試み
春植えと夏植えの違い
ハダニは結構厄介な害虫
植え付け時期はいつでもいいって本当?

かなーり適当で OK。地域によっても異なるが、記者の住む地方での感覚では植付は4月~9月、収穫は6月~10月といったところではなかろうか。とにかく暑いのが大好きなので植え付け時期によって成長速度がかなり違うが(春植えと夏植えの違いの項を見てくれ)、まあ、長袖シャツはちょっと暑いよねと思ったら、植えられる。

植え付け時期をあまり考慮しなくてよいので、他の作物の収穫が終わった跡地の空きを気軽に埋められるのが、空芯菜の強みだ。しかも、栽培に手が掛からず、栄養価も高く、それでいて美味い。スーパーで買うと、高いくせに量が少ない野菜だが、自分で栽培すれば冬手前までずっと飽きるほど収穫できる、本当にいいことづくめだ。

記者は去年は8月頭に植えて、今年は4月末に植えた。

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浮島栽培籠の制作 (栽培1日目 7月21日)

100円ショップで以下の材料を買ってきた。それ以外には、籠が池に沈んでしまわないようにフロートが要る。発泡スチロールでもなんでも浮力が得られればよい。

品物 用途 備考
バスケット 入れ物となる籠 水が自由に出入りできるもの
PP シート 籠に仕切りを作って区画分けをする 0.75mm 厚が鋏で簡単に加工できる
パーライト 軽く白い石。土の代わりの培地 一袋で充分だった
ねじりん棒 フロートを籠に縛る針金 
お茶パック (100枚入) パーライトと種を入れる 湯呑の淵に引っかけるツバがある20枚入のタイプはイマイチ

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PP シートを切って仕切り板を作る

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鋏で切り出した仕切り板を組み立てて籠に入れるとこんな感じ。

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籠にフロートをとりつける。大きさや取り付け高さ等を調整して適切な浮力を得るようにする…などというほど考えておらず、家にあったスタイロフォームを本当に適当にカットしてねじりん棒で籠に縛っただけ。

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ここで空芯菜の種登場!!

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……え? エンサイじゃん。空芯菜じゃないじゃん。実は日本では「空芯菜」や「クウシンサイ」その他諸々を和泉菜園とかいうところに商標登録されてしまい、商標利用料を要求する悪徳商法に利用されている。その為、最もこの野菜のイメージを捉えやすい「空芯菜」の名で販売することができず、蓊菜(エンサイ)や蕹菜(ヨウサイ)、朝顔菜(アサガオナ)、更にはパリパリ夏菜など最早わけのわからない色々な名前で流通する事態になっている。自分が開発したでもない古来からある外来植物の、自分が名付けたわけでもない一般的な外来語固有名詞を自己の利益の為だけに商標登録するとは全くもって糞迷惑な話だ。それを受け付けてしまった御上も大概だが。

そんなこんなもあってか、空芯菜の種がその辺の店で売っているのを見たことがない。 仕方ないので俺は通販した。安いものを買うときは、気を付けないと物より送料がイタくなるよね…。

尚、どういうわけかたまーにホムセンで空心菜の苗を売っていたりすることがあるが、激しくコスパが悪いので、種から育てよう。空芯菜は小学生の朝顔並みに簡単なので、苗は不要だ。

さて、お茶パックを並べてパーライトを適量入れる。フロートとの兼ね合いもあるが、いつも湿っているように、それでいて水浸しにならないような分量を入れる。種は一区画に3~4個撒く。

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パーライトを足して種を覆う。今日の作業はここまで。乾燥しないように籠は水に浮かべておいた。洗面器に張った水に入っているのは畑にまく予定の種。畑栽培では事前に種を水に一日漬けてから撒くと発芽率がよいとのこと。逆に、水耕栽培では漬けてはいけないとのことなので注意だ。

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さあ、栽培開始だ (2日目 7月22日)

次の日、栽培籠を池に浮かべてみた。さあ、どうなるか。

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畑にも植えてみたぞ。ペットボトルのキャップを地面に押し付けて、その凹みに種を三つ撒いた。

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いきなり問題発生 (3日目 7月23日)

あくる日。池の鯉が奥から出てこない…。餌も食べない。どうやら、投入された栽培籠にビビってる模様。ちなみに、池に張られている緑の網は青鷺よけ。これがないと、鯉が喰われる。奴らは長い足で堂々と池の中に立ち、ばかでかい嘴で容赦なく鯉をつつき食べる。そんな過去のトラウマからか、鯉たちには栽培籠が得体のしれない危険なものに見えるようだ、さあどうしよう。

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仕方がないのでとりあえず上段の小さい池…というか水たまりに栽培籠を移動。ここの水には魚はいないし、餌が投入されることもない。ほんのちょろちょろと水道から水が流されているだけで水自体に栄養分は全く期待できない。

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開始三日目にしていきなりアテが外れたぞ。水耕栽培のはずがただの水栽培になってしまった。いやあまいったね。とりあえず、このまま栽培を続けてみることにするが、水深がなさすぎて根が籠の下に出てきてから困りそうな予感。

なんと、もう芽が出ている。早いな! …しかし、種の上からかぶせたパーライトが少なすぎたようで、雨に打たれてかなり種が表面に出てきてしまっていた。適当に埋めておく。

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畑栽培のほうも芽が出た (5日目 7月25日)

水栽培の方より明らかに成長速度が速く、体もしっかりしている。地熱の有無が関係しているのだろうか。水栽培の方は覆土が薄すぎて種が表面に出てきてしまったことも悪影響を与えているかも。

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鯉をなだめてみる (7月25日)

なんとかして水耕栽培籠を池に戻さなくてはならないのだが…

真っ白白の籠と不織布&水色フロートの組み合わせは目立つよな。色を少しソフトに落ち着けてみようか。ということで、家に転がっていた滑り止めシートをねじりん棒で取り付けてみる。

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籠の下から鯉目線。うーん、凄く…子供騙しです…というか、怪しさが増強されてるような気がしないでもない。

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設置してみるが、案の定あかん、全然あかんで。めっちゃ警戒しとるよ。

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とりあえず、奥から見て死角になる位置へ籠を移動して様子を見る。

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観察していると、小さい奴らが時折偵察に行っている。大きい奴らは隠れたまま動こうとしない。人間と同じで歳を食うと変化に対応できなくなるのか。小さい奴らがパシリにされているだけかもしれないが。

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数時間後、少し慣れてくれたのか、小さい奴らは手前に来ている…のだが、どうやら奴らの中ではっきりと防衛線が設定されているようだ。

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作戦変更 (7月26日)

諦めて籠から滑り止めマットを外して目隠しの衝立にした。籠は衝立に慣れるまでまた水たまりへ移動。

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断念 orz (6日目 7月27日)

衝立の内外で水の流れが悪いため、あっという間に青粉がたくさんついて詰まった。断念して上段の水たまりで水栽培にする。日も当たらないし水に栄養もないし成果は期待できないが、まあやるだけやってみよう。

根が出ていた (13日目 8月2日)

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しかし、畑栽培より育ちが悪い。まあ、栄養も日当たりも畑の方が恵まれてるしな。

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畑栽培の方はこんな感じ

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虐殺を決意した日 (8月2日)

水にボウフラがいやがった。じっとしているとあまりわからないのだが。

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ホムセンで大量虐殺兵器を購入。や、ただのヒメダカ5匹ですが。投入後ボウフラが動き出してびっくり。この水たまりに軽く数百匹はいそう。一方的な虐殺開始…と思いきや、どうもボウフラが既に成長しすぎてしまい、メダカの口に余る様子。ちっ。この世代の羽化は情けをかけて見逃してやろう。

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完全なる失敗 (19日目 8月8日)

ボウフラは確かにいなくなった。そして、メダカもいなくなった…なんてこった。温度とか水質とか環境が悪いんだろうな。

水栽培と畑栽培の差はどんどん開いていく。最早誰の目にも失敗が明らかな水栽培だが、まあここまで来たら以降は日記として続けるか。

ひ弱な水栽培モノ。成長が遅く色つやが悪い上にバッタにまで食われる始末。更に栽培籠やフロートに珪藻類がはびこって不潔感満載。

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一方、健康的にすくすく育つ畑栽培モノ。だんだん空芯菜っぽくなってきた。

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そういや、間引きしていなかったよ。まあ、今さら遅いしこのままいこう。

新たな刺客 (8月9日)

メダカではありません。アカヒレです。メダカに似ているけど中国原産の鯉の仲間で、メダカより強いらしい。頼むよほんと、死なないでくれよ。

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襲撃さる (22日目 8月11日)

一本丸坊主になってる…。基本害虫は放置の方針だが、一晩で丸裸はさすがにまずい。どこのどいつだよ。

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こいつだ。茎に全く同色の青虫がしがみついていた。箸で引きはがそうにもがっちりとしがみついて剥がれない。無理をすると茎が折れそうな勢いだ。よく見るそのへんの青虫とは違って根性のあるやつらしい。

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格闘の末ようやく引き剥がしに成功したが、一体なんだこいつは…たまげたなあ。前足(?)が赤くて鋭いし、他の足も確かにがっちりしがみつけそうな構造をしている。敵ながら天晴、健闘を称えて喰われても困らない葉っぱのほうへ所払いの刑に処す。

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2ちゃんの空芯菜スレで情報をもらった。このド根性青虫の正体はエビガラスズメという蛾の幼虫とのこと。ありがとう!!

空芯菜によくつく害虫は、他にバッタと、背中が平べったくて茶色と黄色の見た目がカメムシっぽいてんとう虫だな。平べったいてんとう虫は葉に張り付いて動かないので捕まえるのが楽だ。だが、食害の多くはバッタと青虫のせいな気がしないでもない。

新たなる敵…? (8月16日)

アカヒレを投入してから一週間。毎日死んでいったメダカとは全く状況が異なり、とても元気に暮らしている…が、縄張り争いをしているのかわからないが追い掛け回すような素振りが見えたので、三匹追加して五匹とした。下の池に水が抜ける窪みから誤って転落しないよう水草も追加。もはや空芯菜籠は完全にただのオマケになっている。前回から全く成長しているように見えない。

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ん? なんか水底にクモのような奴らが這っているのを発見。なんだこいつらは。ヤゴなのか? でもヤゴなら季節がおかしくないか。よくわからんが今の所は大きさからして喰われることはないと思うので様子見。

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畑栽培の方は、肥料をあげたこともあってどんどん成長し、一番大きい株はそろそろ収穫を始められそうな雰囲気。前回青虫に坊主にされた手前右の株にも新しい葉が生えてきた。

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初収穫 (33日目 8月22日)

収穫の仕方はとても簡単。30cm くらいの高さで茎ごとチョキンと切ってしまえば OK。生長点がなくなった空芯菜は上に伸びなくなる代わりに勝手に脇芽が生えてくる。それらが伸びたらまた収穫。この繰り返し。

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この頃になると、直立しようと頑張っている真面目な奴らの集団を尻目に、つるになって横に伸びようとする怠け者が出てくる。どういう条件で分かれるのかはわからないが、ともかく味は一緒だ。

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命が芽生えた日 (54日目 9月12日)

知らぬ間にアカヒレさんに家族が増えていた。下の写真では一匹しか見えないが、ぱっと見少なくとも大小十数匹はいる模様。以前、水草や植木鉢にふやけた鯉の餌のような謎の物体がついていたことがあったのだが、どうやらあれは卵だったようだ。しかしこいつら、親に食べられちゃったりしないのかな。

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水栽培空芯菜のほうは…うん、汚物感が益々高まってきている。触るのも憚られるほどだ。すまんが、子アカヒレの隠れ家として生涯を終えてくれ。

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畑栽培のほうは順調にわさわさしている。ちと食害がひどいが、まだ無視できるレベル。

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以後、随時更新していく。

今年も栽培してみる (栽培18日目 翌年5月5日)

去年の残った種を、今年は春から撒いてみた。これで、冬までずっと空芯菜を収穫できる予定…さすがに途中で食べ飽きて放置のぼーぼーになりそうな気がしないでもない。

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え、水栽培? なにそれ。なんのこと? 知らない。聞いたこともない。あーあーキコエナーイ…実は別記事の 水耕栽培、再びトライの家庭菜園 で懲りずにトライ中…。

ちなみに、去年水栽培池で勝手に量産された大量虐殺兵器だが、今はこんなことになっている…。

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なかなか伸びない (35日目 5月22日)

植えてから一ヶ月経った。夏に植えた去年なら、もう初収穫の頃だ。しかし、春から植えてみた今年はご覧のあり様。やっと数株本葉が出て来ただけだ。後から植えた他の野菜のほうが遥かに成長が早い。空芯菜ってのは年中食糧豊富な南国育ちのケセラセラ野郎なので、かなり暑くないと気合が入らない。にしても、こんなにも成長速度が違うとはね。奴らは「んー、明日からやる気出すわ。」と毎日言っているようなので、ちこっと肥料をあげて気長に待ってみる。

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ところで、空芯菜の右側に植わっているものは枝豆なんだが、これは俺のイチオシ野菜だ。なぜなら、

  1. 強い。育てるの超楽
  2. 正直、肥料すら要らないくらいの最強ものぐさ野菜
  3. 採りたての驚愕の美味さ。市販品が霞んで見える程の違い

とにかく、空芯菜と同じくらい手がかからないくせに、売り物とは別格のうまさを味わえる数少ない最強ものぐさ野菜だ。別記事の、枝豆…美味さに驚愕、簡単栽培野菜 で紹介している。是非植えてみてくれ。

ちょっとエンジン掛かった? (41日目 5月28日)

この一週間だけで、他の野菜たちのエンジンがいきなり吹き上がって一気に成長した。空芯菜と同時期に植えた法蓮草は、収穫できる奴も出て来た。空芯菜もエンジン掛かった模様で、成長し始めたようだ。

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野菜栽培で気を付けるのは、この最初の忍耐だな。トマトや枝豆のような、植えた傍からどんどん成長する節操ない奴らは別として、植えてからちっとも大きくならない奴も多い。そいつらもそのうち爆発的な成長を始めるタイミングが来るのだが、大きくならないからと心配して肥料をぽんぽんあげ過ぎていると、この爆発成長期でツルボケしてしまい、葉ばかり茂って実がならないことがある。

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この調子で大きくなれば、収穫はそう遠くなさそうだ。

馬鹿野郎! (62日目 6月18日)

暑くなってきて、大分大きくなった。来週は初収穫に漕ぎ着けるか。春植えは時間が掛かるもんだなあ。

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ん? 食われている…しかも変な食われ方だ。こんの馬鹿チン共があ!! 食いもんは大切にしろ! 食うならちゃんと残さず食え!! まったく、これだから最近の若い虫は…ぶつぶつ。まあ、犯人わかんないんだけどさ。去年の夏植えの時はこんな食われ方をしたことはなかったから、バッタや平たい天道虫ではないのは間違いない。

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春植え、ようやく収穫 (69日目 6月25日)

大分わさった。もう収穫してもいいだろう。

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去年の夏植えが40日弱で収穫できたのに比べると、春植えは大分時間が掛かったが、ここまでくれば毎週のように収穫できるはずだ。

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収穫は、ばっつんばっつん主茎をぶった切るだけだ。空芯菜の名の通り茎の中が空洞になっているのが見える。ぶった切るとすぐに白い液が染み出してきて塞がる。

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初収穫を終えて少しすっきりだ。ばっつんばっつん切ってもすぐに脇芽が生えてまた食べられる。本当にお得な奴らだ。

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脇芽はこんな感じ (76日目 7月2日)

早速にょきにょき脇芽が生えてきている。今週は水耕栽培のレタスだのミニトマトだの獅子唐だのがあるので、収穫せず見守る。

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脇芽はこんな感じで生えてくる。

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本気モードに入った模様 (84日目 7月10日)

わっさわさになっていた。

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桶一杯の収穫。完全に本気モードに入った南国野郎だ。後は、脇芽伸びる→収穫→また伸びる→収穫をひたすら繰り返す。秋までさぼらずに食べてあげよう。

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ユ…ダニ…やられた… (91日目 7月17日)

前々から気になってはいたのだが。葉っぱの色が変なのが広がってきた。写真ではそう見えないが、ちょっと無視できないレベルになりつつある。

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こんな感じで。

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葉っぱを裏返すと何やら動くツブツブがいっぱい。こいつらが犯人で、ハダニという奴だ。葉の裏で養分をチューチューしてしまい、葉が黄変する。

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ハダニは水に弱いので、収穫後に水につけておけば全部取れはするが、変色した葉は見た目がよろしくない。見た目だけの問題ならよいのだが、ひどくなると空芯菜が全然成長しなくなってしまう。

もうすぐ梅雨が明ける。高温乾燥が大好きなハダニ共が爆発的に繁殖して手がつけられなくなる予感がする。

…農薬やむなし。

しかし、極力優しいものをってことで、コレ。コロマイト乳剤。天然微生物由来で、収穫の前日まで使用できる。有機栽培農法でも、こいつは農薬にカウントされない。

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空芯菜には 2,000 倍に薄めて使用する。噴霧器があると便利だ。下の写真は 1,000円くらいでカインズホームで売ってたやつ。最初十数回ポンピングして圧力を溜めておけば、五分くらい連続噴射できる。

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満遍なく噴霧。葉の裏を重点的にやるぞ。徹底的にやるぞ。この農薬は一回しか使えないので、ハダニの野郎を皆殺しにするつもりで、空芯菜の周りに生えている雑草などにもきっちり喰らわす。

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撲滅に失敗したら、次は別の農薬を使うしかない。ハダニという奴らは適応力が物凄く、一度使った農薬はもう効かないのだ。なので、数種類の農薬を輪番で使用して対策するのがセオリーだ。

しかし、ハダニ対策で農薬にカウントされないものは、このコロマイト乳剤とアーリーセーフくらい。農薬貧乏になるのもアレだし、再発したら記者は諦めて、面倒でもちょくちょく葉裏に水を噴霧して対処しようと思う。

ハダニ対策第二弾 (104日目 7月30日)

ハダニが大繁殖する余地を減らそうってことで、普段の収穫よりかなりバッサリいってみる。

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随分すいた。水に弱いハダニと水が大好きな空芯菜の為に、忘れずに水を葉の表から裏からこれでもかこれでもかと、がっちりかけておく。

しっかし、空芯菜は調理するとものすごく縮むとはいえ、これは結構な収穫量だ。このような一度や二度では到底調理しきれない空芯菜をどうするかというと、記者は洗ってそのまま桶いっぱいの水に漬けて放置し、都度そこから必要な分だけ取り出して調理している。

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敵を打ち負かした模様 (119日目 8月14日)

毎日水を葉裏にかかるようたっぷりあげてハダニに嫌がらせをしつつ、すくすく伸びたものを毎週毎週…

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…ばっさり刈り取る。敵の住み着く場所をなくしていく作戦は成功した。完全にはいなくなっていないようだが、特に大繁殖する様子もない。しかし!! 毎週収穫すると毎週食べなければならないのだ。正直、飽きた。炒め物以外の調理法を開拓せねば、身が持たん orz

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ここのハダニを撃退したのとは関係がないと思うが、奥のミニトマトがサビダニの襲撃を受け、僅か一週間でかなりのダメージを受けた。今年はダニ野郎に悩まされる年のようだ。その代わり、虫があまりいない。収穫した空芯菜も虫食い穴がなく綺麗なものだ。

だんだん伸びなくなってきた (168日目 10月2日)

まだ暑い日もあるが、真夏は過ぎ去った。今年は9月から雨が多く、お天道様がいない日が多かった。下の写真は前回収穫から一週間後のものだ。気温が上がらないと途端にテンションが下がる現金な南国野郎だ。まあ、毎週うんざりするほど収穫してきて正直飽きているので助かる。来年は栽培面積を狭めよう…。

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以後、随時追加していく。


「空芯菜を水耕栽培…というか池に放置してみる」への8件のフィードバック

    1. ケンタ様

      御連絡ありがとう御座います。

      確認しました所、PC からだと問題ないのですが、
      スマホから見た場合に画像が表示されなくなってしまっていました。

      どうやら、最近導入したプラグインの相性が悪かったようです。
      別のものに差し替えましたので、現在は見られるようになったかと思います。
      御迷惑をお掛けしました。

      冬が終わり、今年もそろそろ家庭菜園再開の時期が来ましたね。
      (収穫)早い、うまい、強い、(収穫)長いの四拍子そろった空芯菜、
      ぜひチャレンジしてみてくださいね。
      私も今週末に種をまく予定です!…去年の余った種、発芽するかな?

    1. 川娘様

      ありがとうございます。
      去年は夏の枝豆収穫後の跡地に撒いたのですが、
      今年は去年の残りの種を春から撒いてみました。
      冬が来るまでずーっと空芯菜を収穫し続けることを狙っています。
      (露地栽培でも別に硬くもなく美味しい空芯菜ができたので、既に私の中では失敗水栽培はなかったことになっている…)

      空芯菜はスーパーであまり売っておらず、それゆえか高いのですが
      自家栽培すれば、手入れも殆どいらずによく育ち、しかも食べ飽きるほどながーく収穫できます。
      川娘さんも是非育ててみてくださいね。

  1. クウシンサイの記事楽しく見せていただきました。
    我が家でもクウシンサイを育てていますが、プランター内を田んぼのようにして、ボウフラ対策にヒメダカを放っています。プランター内に居た数百匹のボウフラは10匹のヒメダカに3日ほどで駆逐されてました。
    記事を見ていて気になったのですが、鯉ってメダカを捕食しませんか?以前メダカが鯉の餌として販売されていたような・・・。
    あとクウシンサイですが、刺し芽で簡単に増えるので、地面で大きくした茎を切り取って、水上に移植してみてはどうですか?最初から生命力があれば伸びそうな気がします。
    ちなみに我が家は収穫の際、もっと根元の茎から刈り取ります。太い部分は歯ごたえがあって炒め物にすると最高です。また千切りにしてサラダにも出来ます。(クウシンサイカッターと言う物を使います)
    今年もこれから楽しみですね。また記事を拝見させていただきます。^^

    1. 悪代官様

      ありがとうございます。

      プランター田んぼ農法をされているのですね。
      私も考えはしたのですが、腐らせてしまいそうで断念しましたw

      鯉のいる場所とメダカやアカヒレがいる場所は段が違いまして、
      鯉のいる方には何も入れられません。あいつらはなんでも食らいつきます。果物野菜も食べますw

      空芯菜をサラダにしたことはありませんでしたね。サラダになるのですか…。
      別記事の水耕栽培の方でお遊びしている、虫がついていない空芯菜で試してみましょうかね…。

  2. 空芯菜…、美味いですよね!
    すごく楽しく拝読させていただきました。サスペンス風の文体で、最後まで飽きずに読めました。空芯菜も鯉も凄いけど記者さんはもっと凄い。

    1. PJDjun 様

      ありがとうございます。

      空芯菜って栽培超簡単だし、何度も収穫できるし、美味しいし栄養満点だしで
      もっと栽培流行っても良さそうなもんですけど、流行りませんね…。
      天気が急に秋に移り変わり、そろそろ今年の空芯菜も終わりですが
      PJDjun さんも空芯菜の魅力を周りに布教してあげてくださいね。

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